国会議員に要望書を送ろう

■国会議員に要望書を送ろう

日本政府の予算はすい臓がんとの闘いにおいて強力な武器であり、私たちは国会議員の支援をあおぎ、すい臓がんの予後を改善するために「すい臓がんナショナルアドボカシー活動」をスタートします。
 
「すい臓がんナショナルアドボカシー活動」を全国に広げ、支援者を募り、活動を加速し、すい臓がん患者の予後を改善するために必要ながん研究に関する意識を高め、研究への日本政府の投資を増やすことが急務です。
 
国会議員がすい臓がん患者の救命に繋がるがん研究への資金提供が果たす重要な役割を理解できるよう、国会議員へ統一された「がん研究支援のお願い」を届けるのにご協力ください。
 
私たちは、すい臓がん患者の救済を求めるために政策提言活動を続ける必要があります。
 
なぜなら、私たちが「1つの声」として集まると、日本政府は耳を傾けるからです。
■要望書の内容
膵臓がんの根治治療を目指し、研究成果を出すために十分な研究予算を割り当ててください。
<膵臓がん克服のために必要な研究支援>
1. 膵臓がんの原因究明、早期発見につながる血液検査等の開発、再発・転移がんを抑える治療薬の開発を進められるような支援

2. 膵臓がんの根治につながる研究開発を推進するために、日本癌学会や日本膵臓学会などの豊富な人的資源をもとにした研究コミュニティ形成や情報共有、また、研究を加速化できるような資源の集約など、膵臓がん研究者への支援

3. 膵臓がん患者の現行の治療方法に関する海外との格差(ドラッグラグ)を解消し、患者の選択肢を広げるための研究への支援(既存医薬品の適応拡大等)*巻末資料 1
<要望の背景と課題>
近年日本でもゲノム医療が進み、がん全体の 5 年生存率は 68.4%まで上昇したのに対し、膵臓がんの 5 年生存率は未だ 9.9%(2009-2011 年診断症例)に留まっています。また、他近年日本でもゲノム医療が進み、がん全体の 5 年生存率は 68.4%まで上昇したのに対し、膵臓がんの 5 年生存率は未だ 9.9%(2009-2011 年診断症例)に留まっています。また、他のがん種と比較しても、がんの生存率だけがなかなか改善されずにあることは他の諸外国においても同様ですが、特に日本も低い状況のままです。*巻末資料2  国立がん研究センターの統計によると日本では 2019 年に約 40,600 人の方が膵臓がんに罹患し、約 35,700 人の方が死亡すると予測されています。*巻末資料3
<日本人特有のがん:粗罹患率は米国の 2 倍>
米国の人口は 3 億 2700 万人で年間 57,000 人が膵臓がんに罹患します。しかし、日本の人口は 1 億 4000 万人で米国の半分にも満たないにもかかわらず、年間 4 万人が罹患します。年齢調整罹患率では、世界190か国のなかで日本は第5位と非常に罹患率が高く、また、粗罹患率が米国の倍ということは、日本人特有の特徴が示唆され、欧米だけでなく日本における膵臓がんの研究が必要とされています。*巻末資料4
■要望書を国会議員へ送付する

以下のメッセージを確認してください。

フォームに投票用紙と同じ住所を入力します。
これらの国会議員に手紙を送るには、[メッセージを送信]ボタンをクリックします。

あなたの住所に基づいて選択された国会議員のリストです
受信者(PCJがコンパイルし、ここの掲示する)
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あなたの選挙区の参議院議員リスト
あなたの連絡先

*名前:
*ふりがな:
* ZIP /郵便番号:
*都道府県:
*住所:
*メールアドレス:
*電話番号:
〇国会議員に送信されるレター例
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すい臓がん患者・家族は、すい臓がんを治るがんにするためにがん研究・創薬を支援することを期待しています。
○○○○ 衆議院議員 様
私はあなたの地元の有権者の1人であり、膵臓がん患者支援団体パンキャンジャパン(PanCANJapan)の支持者です。この前例のない時代にもかかわらず、日本人は毎日世界で最も厳しいがんと診断され、苦難の道を歩み続けています。
膵臓がんは、日本におけるがん関連死の4番目の主要な原因です。他の多くのがんの生存率は改善していますが、日本の膵臓がんの5年生存率はわずか9%です。早期発見の検査はなく、患者にとって有効な治療法はほとんどありません。
しかし、患者のための治療成績の進歩は、欧米において、がん研究を進めるために行った国の支援のおかげで達成されてきました。しかし、日本人の膵臓がんの年齢調整罹患率は、190か国のなかで世界第五位であり、粗罹患率も米国の1.8倍です。日本はまさに膵臓がん大国です。
この困難な病気を解決するには、研究資金が不可欠です。膵臓がん研究資金の80%が政府からのものであり、国会議員には現在および将来の患者の生活を改善する政策を推進する力があります。
私の国会議員として、特定非営利活動法人パンキャンジャパンが要望書として厚生労働大臣政務官自見英子氏に手渡しした、膵臓がん患者、研究者に対する支援を支持してくださることをお願い致します
膵臓がん患者、ご家族、患者会、研究者、特にこの困難な時期にサポートしていただきありがとうございます。
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本件についてご不明な点につきましては、パンキャンジャパン事務局までご連絡ください。
This email address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it.   パンキャン事務局(担当:眞島、古谷)
 
 
 
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Why We Need Pancreatic Cancer Research Now(1)

「今、なぜ膵臓がん研究が必要なのか」

Empowering the PC Research Community: Message from Cancer Researcher

医療者からのメッセージ

 

 

すい臓がんの研究で見つかった成果は、すい臓がんだけでなく別のがんで同じ異常が見るかる場合もあり、他のがんにも応用できる可能性がある。膵臓がんの研究はなかなか難しいところもあるが、それだけにみんなで諦めないで取り組んでいきたい。

東京大学大学院医学系研究科 分子病理学 教授 宮園浩平

 

 

Empowering the PC Research Community: Message from Research Advocate

患者会からのメッセージ

 

 

過去40年間膵がんの5年生存率は一桁台。しかも欧米の新薬が日本で使えるまでに5年も6年もかかっていた。このドラッグラグ解消を目指して活動してきた。しかし、他のがんの生存率は右肩上がり。乳がんも前立腺がんも5年生存率は90%を超えてきた。日本の膵がんは米国の罹患率の倍。膵がんの研究をすすめ、一日でも早く膵がんを治るがんにしてもらいたい。

NPO法人パンキャンジャパン 理事長 眞島喜幸

Pancreatic Cancer-National Advocacy Day(PC-NAD)

NAD banner

私たちのさまざまな願いを「可能」にする 

膵臓がんナショナルアドボカシーデー

Its time to make the impossible possible. Pancreatic Cancer National Advocacy Day

 

 Video:  Julie Fleshman (PanCAN HQ) and Yoshi Majima (PanCAN Japan)

「今、なぜ膵臓がん研究が必要なのか」

Empowering the PC Research Community: Message from Cancer Researcher

医療者からのメッセージ

 

 

すい臓がんの研究で見つかった成果は、すい臓がんだけでなく別のがんで同じ異常が見るかる場合もあり、他のがんにも応用できる可能性がある。膵臓がんの研究はなかなか難しいところもあるが、それだけにみんなで諦めないで取り組んでいきたい。

東京大学大学院医学系研究科 分子病理学 教授 宮園浩平

 

 

Empowering the PC Research Community: Message from Research Advocate

患者会からのメッセージ

 

 

過去40年間、膵がんの5年生存率は一桁台。しかし、他のがんの生存率は右肩上がり。乳がんも前立腺がんも5年生存率は90%を超えてきた。日本人の膵がん罹患率は米国の倍。肺がん同様、日本人の膵がんは、欧米人とは異なる可能性がある。日本人の膵がんの研究をすすめ、一日でも早く膵がんを治るがんにしてもらいたい。

NPO法人パンキャンジャパン 理事長 眞島喜幸

 
 
 
 
 
 

膵臓がんナショナル・アドボカシー・デーとは(PC-NAD)

「すい臓がんナショナル・アドボカシー・デー」

 

NAD lady on the podium■「PanCAN:パンキャン」とは

パンキャンジャパンは、米国の膵臓がん患者支援団体の日本支部として2006年に設立されました。本部は、1999年にアメリカのロスアンゼルスに設立された「膵臓がんアクションネットワーク(Pancreatic Cancer Action Network:PanCAN)」です。パンキャンは「がん研究促進」「患者家族支援」「希望を創る(アドボカシー活動)」の3つを使命として活動しています。現在は、膵臓がんの状況を良くするため「Demand Better」を目標に、包括的な活動を進めています。

■「膵臓がんナショナルアドボカシーデー」とは

米国パンキャン本部では、毎年、「膵臓がんナショナルアドボカシーデー」を設定し、ワシントンDCで膵臓がんの研究予算増額を訴える全米規模のロビー活動を行っています。

全米国立がん研究所(NCI)の予算は、この20年で2675億円から6152億円と増額されました。膵臓がんの分野は、パンキャン米国本部等のロビー活動により、膵臓がん研究予算は1999年の18.5億円から2017年の190億円へと増額されました。

 

■研究費が増額されることによってもたらされること

研究費の増額は、多くの患者の生存率を高め、そして予後を伸長し、将来的にも国際競争力を高めることができる大きなメリットのある事柄です。研究費増額により、米国膵臓がんの5年生存率は、2020年に倍増の10%となり、膵臓がん研究も加速しています。

米国では、現在進行中の抗がん剤の第Ⅲ相試験も、肺がんに比べて少ないものの、膵臓がんでも約140本が登録中であり、臓器横断型の医薬品承認(複数のがん種において特定の遺伝子変異が陽性の患者に対して承認されたもので、他がんでも効果が認められるものは使用できる米国の制度)により、膵臓がん患者も使える分子標的薬も3剤となっています(2019年9月現在)。

NAD senator

■適応外薬が使える「オフラベル制度」があるアメリカ

また、米国では適応外薬(注)でも同じ遺伝子変異が陽性の患者に対して研究として投与できるオフラベル制度(注)があり、がん遺伝子パネル検査を受けた患者で他の癌と同じ遺伝子変異が陽性の場合、適応外薬を使った治療を受けることができます。しかし、日本では適応外薬は原則使えないため、現在ゲノム医療に関連して、患者申出療養制度のなかで適応外薬を使うための準備が進められています。しかし、資金難のためにこの制度下で治療が受けられる患者数が極端に限定されているため、ゲノム医療として保険償還されたパネル検査の恩恵を受けるのはまだ難しい状況が続いています。

■米国と同じ状況にある「日本の膵臓がん」研究予算

日本では、平成30年がん全般に関する予算が、358億円。うちがん研究費は190億円(ジャパン・キャンサー・リサーチ・プロジェクト<AMED>)。上記のアメリカのがん予算と比較すると圧倒的に少ないことがわかります。

 

 平成30年度がん対策予算の概要  358億円      (cf. 平成29年度予算額 314億円)

1 がん予防

166億円

 

新たなステージに入ったがん検診の総合支援事業

15.5億円

 

がん対策推進企業等連携事業

0.8億円

 

がん検診従事者研修事業(胃内視鏡検査研修)

0.2億円

 

*(上記のほか)たばこ対策、肝炎対策関係の経費

149億円

2 がん医療の充実

166億円

がんゲノム情報管理センター経費

14.4億円

がんゲノム医療中核拠点病院機能強化事業

3.3億円

希少がん中央機関機能強化事業

0.8億円

希少がん診断のための病理医育成事業

0.8億円

 

がん診療連携拠点病院機能強化事業

29.6億円

 

小児がん拠点病院機能強化事業
(がん診療連携拠点病院機能強化事業)

3.2億円

 

小児がん中央機関機能強化事業
(がん診療連携拠点病院機能強化事業)

0.6億円

 

地域がん診療病院等機能強化事業
(がん診療連携拠点病院機能強化事業)

1.1億円

 

がんのゲノム医療従事者研修事業

0.3億円

 

がん登録推進事業(国立がん研究センター委託費)

5.4億円

 

都道府県健康対策推進事業(がん登録、相談支援関係等)

6.3億円

 

小児・AYA世代のがんの長期フォローアップ体制整備事業

0.2億円

 

革新的がん医療実用化研究当(※構成科学課計上)

88.7億円

3 がんとの共生

25億円

がん患者の仕事と治療の両立支援モデル事業

0.3億円

がん総合相談に携わる者の対する研修事業

0.2億円

 

緩和ケア推進事業(がん診療拠点病院機能強化事業)

2.3億円

 

都道府県県境対策推進事業(緩和ケア関係)

0.1億円

 

がん等における新たな緩和ケア研修等事業

0.7億円

 

がん患者の就労に関する総合支援事業
(がん診療連携拠点病院機能強化事業)

1.5億円

 

がん患者の療養生活の最終段階における実態把握事業
(国立がん研究センター委託費)

0.3億円

出典:厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000213280.pdf

今、この研究費の枯渇により、日本で生まれている優れた研究シーズ(科学技術研究の種(Seeds):将来商品化等で花開き実を結ぶ可能性の高い研究のこと)が埋もれたままになったり、がん研究が進めたくとも進められない状況や、ジャパンパッシング(国際治験や臨床試験等に日本が参加できない状態で進むこと、日本の患者が欧米で開発された新薬が使えないドラッグラグ問題が生まれる原因となっている)(注)が進む状況などになったりし、国際競争力も含め、大きな損失をもたらしています。

がん予算を増額し、膵臓がんへの研究投資を進めるため、国民からの働きかけが必要です。

■日本でスタートする「膵臓がんナショナルアドボカシーデー」

日本でも膵臓がん医療の環境を向上させるため、2020年よりスタートする「膵臓がんナショナルアドボカシーデー」では、膵臓がん研究を力づけ、膵臓がんの予後を前進させるためのアクションとして、多くの試みを行います。膵臓がんのステークホルダーの皆さまや関心をお持ちの方、また膵臓がんへ支援をしたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひサポートをお願いいたします。

 ■私たちにできることー膵臓がん研究・医療体制への支援

  NAD Diet Bldg

●研究費の促進を進めるために

①署名活動

②研究者への支援 

③「膵臓がんガイドライン」制作への支援

「私たちにできること」として、膵臓がんへの支援体制を近日中にスタートします。

膵臓がんの医療環境を力強く前に押し出すために、多くの方のご参加をどうぞお願い申し上げます。

 ◆関連資料ー公開されている資料

 ●日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG) ホームページ

「未承認薬・適応外薬を使った臨床試験について」

http://www.jcog.jp/general/clinicaltrial/unapproved.html

 ◆用語の解説

●適応外薬:

海外でも承認・販売され、日本国内でも他の疾患で承認されている薬でも、日本では疾患が異なり通常の保険診療の中では使用できない薬剤のこと。副作用  :医薬品等で、その効果や作用に伴って起こる別の望ましくない作用。

●オフラベル制度(Off-label use):

適応外薬使用。日本では、(一部の例外を除き)適応外使用は保険適用されない。米国では適応外使用でも一定のエビデンスがあれば. 公的保険の償還対象となっており、同じ疾患でも米国では使用できても、日本では使用できない状況がある。

●ジャパンパッシング(Japan Passing):

欧米の政府や企業などからの日本市場に対する関心が低いこと。 アジア経済に占める日本の存在感が1990年代ごろから低下し、外交や投資などの相手として中国など、他のアジア諸国を重視するようになったこと。その結果、現在では、東アジア(中国、韓国、台湾、日本)において、臨床試験の数で日本は最下位になっている。

コミュニティに力を与える応援メッセージ

「使える薬が増えることは患者の大きな力になる」

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患者の家族・遺族からのメッセージ

 

 
すい臓がんが他のがんと比べて圧倒的に違うことがある。患者に残された時間が短いので、できる事に限りがあるということ。もう少し余命が伸びることはたくさんの患者が望んでいる。使える薬が1剤増えることは患者にとっては大きな力になるので、すい臓がん患者や患者家族にいっぱい助けの手をさしのべて欲しい。
 

NPO法人パンキャンジャパン 理事 古谷佐和子

 

 

「すい臓がんを治るがんにしてほしい」

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患者からのメッセージ

 

 

 
夫から「俺を独りにしないでくれよ」と言われた言葉が心に残った。家族のことを考えると「家族を遺しては死ねない」。治療に進もうという気持ちに切り替えられた。すい臓がんの治療も日々進化はしていると思うが、5年生存率はまだまだ厳しい状況なので、ゲノム医療にすい臓がんも早く対応して的確な薬が患者さんに届いて欲しい。仲間のことを思うと、すい臓がんを治るがんにして欲しいと本当に切実に願っている。
 

NPO法人パンキャンジャパン 北海道支部長 松本 真由美

 

 

 NAD A largebutton

 「あなたの応援メッセージを募集します」

膵臓がんの医療環境を前進させる活動へ、ご自身の立場や意見、そして応援メッセージを募集いたします

ただ黙って死を待つだけだったがんから、治るがんへ。のボタンをクリックして、ご意見をお書きください

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 「みなさんからの応援メッセージ」

 

一人でも多くの方が、(ただ命を長らえるというのではなく)その方の充実した人生のためにアドボカシ―活動の意義は大きいと思います。日々活動に尽力されている方々には敬意を表し、陰ながら応援しています。 医療について望むのは、侵襲性の極力少ない早期発見検査法の開発です。すい臓癌は見つけにくいために、がんが進行して生存率を下げる大きな要因になっています。職場などの定期健康診断に腫瘍マーカーを追加するだけでも早期発見に役立つでしょうし、腫瘍マーカー以外でも、心身により抵抗ない、負担のない検査が開発されることを望みます。  (遺族 T.I)

 

母を膵臓癌で亡くしました。還暦を迎えた約1週間後に急に職場で倒れ、ステージ4、余命2、3ヶ月と宣告された日の事を今も鮮明に覚えています。母は明るく前向きに治療を頑張ってくれましたが、膵臓癌の脅威はやはり恐ろしいものでした。どんなに本人がめげずに頑張っても、素晴らしい担当医に恵まれても、やはり最後は治療薬に頼るしかないのです。薬の効果が見えなくなった際、少しでも多くの選択肢から次の治療法を考えられるようになることを願っています。そして、膵臓癌に罹患しても終わりではない、希望が持てる社会を望んでいます。医療については、ドラッグラグの解消と、膵臓癌の治療法、および早期発見法の確立を希望します。   (遺族 A.Y)

 

父親が昨年のクリスマスイブに告知を受けました。実際に患者の家族の立場になって治療における希望がどれほど大事かを痛感しております。今はまだ薬のオプションも少なくまた病気について勉強する時間も癌の進行が早く限られています。パンキャンジャパンの皆さまが唱えるドラッグラグ、日米同時承認に強く賛同します!患者に関わる全ての皆さんが希望を持てますように! 父親が膵臓癌で闘病中で、研究・治療に関わる全ての方の努力が皆の希望になっています!そして家族に膵臓癌患者を持つ多くの方が自身も将来的に同じ病気を罹患する可能性があるのではと心のどこかで感じているのではないかと思います。関係者の毎日の積み重ねで希望を持てます、全身全霊で応援しております!  (患者の家族 渡辺 幹夫)

 

私の親族は原発不明がんと診断を受けました。意識不明になり救急搬送してからのことです。検査も出来ずおそらく膵臓からではとのことでした。倒れる2日前まで普通に過ごしていました。認知症もあり自分の不調にも気がついてなかったのかもしれません。高齢だったので手も付けようもなかったのです。高齢化社会なので、同じような事例もあるかもしれません。このようなとき家族がどうしたらいいのか、どのようにすれば早くに気が付き助かったのかと日々自問しています。 気が付かないうちに手遅れになっていることの多い病気。早期発見に繋がるセルフチェックなどがあればと思います  (遺族 F.O)

 

すい臓がんは、他のがんよりも早期発見は難しく、発見されても、治療法はかなり限られている状況です。病院や診療所でたらいまわしにされてしまい、発見が遅くなる患者さんもいらっしゃいます。今後ますますの早期発見の推進およびは治療法の拡大を期待しています。 がん医療では、がんゲノム医療も推進されてきています。すい臓がん患者のQOLの維持、向上ができるように治療法の選択肢が一日も早く拡大されること祈っています。そのためには、人材育成および研究費助成にお力添えをお願いします。  (医療関係者 C.H)

 

遺族であり、医療関係者です。父親が膵臓がんになり、発覚から僅か半年でこの世を去りました。藁をもすがる思いであらゆる治療法や臨床研究等探しましたが、膵臓がんの脅威に圧倒されました。膵臓がんの研究がすすむこと、治療の選択肢が確立することを心から願っています。 1日でも早く、難治性がんの研究が進むこと、新しい治療法が確立できるよう強く信じて頑張りたいです。  (遺族 M.O)

 

私は義理の母が膵臓がんで亡くなり、昨年義理の姉を膵臓がんで亡くしました。私自身も一昨年膵臓がんで膵頭部を切除しました。元気そうねと言われますが、手術の後仕事に復帰するまでは大変でした。幸い会社のサポートが厚く体調に合わせたプログラムを組んで下さり、無事復帰出来ました。精神的、経済的なサポートが必要と思います。 第一に研究のための予算と、そして患者さんが病気としっかり向かい会える環境が必要と思います。特にドラックラグについては、アメリカで承認されたら、日本でも使えるようになって欲しいです。  (患者 M.I)

 

ドラッグラグは短くなってきているようですが、もっと早く日米同時に新薬が使えれば、救える命がたくさんあると思います。待つのではなく、同時に使えるように働きかけをこれからもお願いします。 膵臓がん患者が増えてきていると聞き、少しでも早い段階で治療が受けられるように、早期発見のため、誰もが当たり前のように膵臓がん検診を受けられるよう、皆で力を合わせて行きましょう。  (患者 M.Y)

すべての膵がん患者が、世界と平等に治療を受けられるようにドラックラグの解消を強く望みます。またがん診療拠点病院や、その他の病院とで受けられる標準治療(支持療法含む)に差が出ないような工夫がなされたらなお良いと考えます。難治がんなこともあり、膵がん領域の研究や開発があまり活発でない印象です。予後不良だからこそ、その治療過程のQOLを少しでも高く保ち、副作用での治療断念や抗がん剤減量がないような支持療法が確立できたらと日々考えています。長い年月をかけても、いつか難治がんから治るがんへ、そして膵がん撲滅へ向けて少しでも力になれれば幸いです。思いを一つに頑張りましょう!!  (医療関係者 S.N)

 

色々な抗癌剤を使用してきて、今、最後の抗癌剤治療が効かなくなって来た友人がいます。どうぞ、一日も早く新しい抗癌剤が出て来ます様にお願いします。 膵臓ガンは治るガンーそんな未来を期待します。応援しています。 (患者 M.N)

 

家族がすい臓がんになり、少しでも長く生きられる方法はないかと、自分なりに調べたり、勉強会や学習会等に参加し、学んできました。その中で、主治医をはじめ、とても熱心に治療にあたってらっしゃる先生達に出会いました。医療者だけでなく、患者、家族でも、このすい臓がん治療の前進に向けて、一緒に頑張れたらと思っています。 すい臓がんは、早期発見が難しく、発見された時には、手術も困難な状況の方が多いです。また、その治療薬も少なく、本人がまだ元気にも関わらず、標準治療が終わってしまいます。すい臓がんになっても、治る、もしくはもう少し長く生きられる、という希望が持ちたいのです。そのためには、海外で承認された薬を、日本でも速かに承認し、治療に繋げて欲しい、そして治療薬を増やして欲しいです。今後、さらにすい臓がんは増えていくと言われています。早急に治療方法の充実を期待したいです。 (患者の家族 M.O)

 

私をすい臓がん患者です。診断から抗がん剤治療、手術で1年を越え、再発、転移の心配しながら生活しています。まさに、治るがんへの期待は大きいです。ただ、私の場合は体調不良を近隣の消化器内科を受診しても、検査もおざなりで話すら聞いてもらえず、そのままだったなら、今、命ばなかったでしょう。自分なりに調べ、別の機関で検査を受けたからこそ、今の生活になっています。末端の町の医師にも、すい臓がんの存在、早期発見の需要なことを啓発していただきたい!と思います。知人の親族などにもすい臓がんとわかって数ヶ月で亡くなった話をたくさん聞きましたが、皆さんかかりつけ医ですい臓がんを疑うことなく数ヶ月過ぎておられたそうで、悲しくなりました。  (患者 斉藤)

家族はステージ4bで見つかり、予後が短かく駆け抜けるように旅立ちました。できるだけ長く共存できる病気にしてほしい。この活動に賛同します。  (遺族 S.F)

 

すい臓がん遺族です。私と同じような思いする方がいなくなることを 心から願います。現在治療中の方が いつも希望をもって治療できますように、 少しでも早く医療や研究の前進を期待いたします。  (遺族 若山 節子)

 

膵臓がんの研究を国が推し進めてほしい。一緒に頑張りましょう。  (一般 M.S)

 

膵臓がん患者です。研究、治療が進み治るがんとなるを願っています。膵臓がん患者に、たくさんの希望が届くことを祈っています。大切な人を失わないよう、どうか膵臓がんを治るがんにしてください。  (患者 松本 眞由美)

 

すい臓がんの早期発見の手法を確立してほしい。私は、背中の1点の痛みの原因がわからずCT検査をした結果、すい臓尾部に4cmの大きさの腫瘍と隣接リンパ腺に異常が見つけられた。1ヶ月待たされましたけど幸運にも手術もうまくいって今に至っています。あと半年すれば念願の術後5年生存を迎えられます。でも危ないところでした。若いかかりつけ医のCT検査のすすめと手術執刀医の英断に感謝しています。どこの主要医療機関でも同じレベルの判定ができる仕組みが早期に確立されること、そのための研究促進や適切な人材と予算の配分を期待します。  (患者 T.  I)

家族として、すい臓がんの遺伝子治療のさらなる発展を期待しています。また、すい臓がんの薬物療法のさらなる発展を期待します。  (患者の家族 松本 正)

 

患者の家族です。新薬・治療法の殆どで膵臓がんは「対象外」とされ、進歩に取り残されているのではという焦りがあります。宮園先生の「膵臓がんの研究を他のがんへ応用する可能性がある」というコメントには心強いものがありました。関係各位の連携を強め、情報・要望を発信していくことが必要です。  (患者の家族 M. O)

 

早期発見について期待します。進行してからでは遅いと言われているので、膵臓癌が早期発見できるように、膵臓の数値アミラーゼを普段の検診でなんとか改善できる様に応援してます。  (一般 K.K)

 

 

 「支部のみなさんからの応援メッセージ」

 
 

北海道支部 田辺睦子さん

 

北海道支部 寺澤孝男さん

 

北海道支部 松本真由美さん

 

宮城支部 中嶋智さん

 

宮城支部 堀籠さん 

 

広島支部 中川圭さん 

 

広島支部 ボランティアさん 

 

広島支部 大石敏美さん 

 

広島支部 ボランティアさん 

 

沖縄支部顧問 豊見山健先生 

 

沖縄支部 島袋百代さん 

 

沖縄支部 松田あやこさん 

 

沖縄支部 松田のりこさん、仲村真弓さん

 

沖縄支部 比嘉さん、飯干さん、座安さん 

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